のどの違和感・苦しい感じ、最初は何かの病気かと思って受診して調べてたどり着いたのがヒステリー球でした。終わりが見えず、いつまで続くの?治るの?と本当につらい割には、情報が少ない。わたしもそうでしたので分かります。ですが、今は、どのような時に症状が出るかが分かったので、「治す」というよりも、「症状が出ないように暮らす」 ようにしています。
看護師目線でヒステリー球の根拠を調べてみると、考えられる対処法があり、少し紹介したいと思います。わたしも、ずいぶんしんどかったので、同じように悩んでいる方に役に立てばと思い、記しています。
ですが、まず、大切な事
まずは受診して、原因となる疾患がないことを確認してから、セルフケアに進むことは大切です。
1年前からヒステリー球(梅核気)。これまで、耳鼻咽喉科での咽頭炎治療・整体・カイロプラクティック・心療内科での内服を経験したけど、どれもはっきりとした効果がなくあきらめかけていたとき、気づくと症状が気になる日が減っていました。
そのような時に気づいたのは、「余白の必要性」です。
♧ ココロの余白
♧ 時間の余白
とはいえ、症状が出ることもあって、そのような時は、ココロ癒してくれること、余白を意識することを大切にしています。
暮らしの中での「余白」についてはこちらに書いていますので参考にご覧ください
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【リラックスには余白】効果がある簡単なリラックス方法5つ
日常おうちで簡単にゆるくリラックスできる方法を知りたいですか?情報・スマホ社会で疲れたココロを癒してくれる方法5つ。
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この記事の内容は、
ヒステリー球に実際効果があった方法をナースの視点でまとめました。
解剖生理学的視点から考える
効果があった方法
費用がかかる方法もあるけど、私の場合は、結局そうではなかった話。
現代人にはセルフケア必須。その方法は?
解剖生理学的視点:副交感神経を優位にしてみる
副交感神経=リラックス神経 これを優位にすることで喉が和らぐことがあります。
辛いヒステリー球 (梅核気) は、実は交感神経=ストレス神経 が優位なときに生じる感じがしているからです。
交感神経が優位になると、血管が固く細くなります。 血圧の上昇をもたらします。 特に、皮膚や消化器系臓器の周囲の血管では、交感神経の密度が高く、交感神経の作用を受けやすくなっています。
おまけに、ノドの周囲は、こんなに細く狭いところにもかかわらず、気道・食道・頸動静脈・脊髄・リンパなど重要な部分が通っているので、そんなのど周囲にはほんの少しの圧も影響を与えることが考えられます。
わたしの場合、
喉に何かが居座っている感じがするのはこんな時。
- スマホ・PCを凝視しているとき
- 課題に追われているとき
- 急いでいるとき
- 忙しいとき
- イライラしているとき
- 不安な時
要は、緊張が強いとき。
ながれが滞る
圧が高まる
逆に、
副交感神経が優位になると、末梢血管の周りの筋肉がゆるみ血管が柔らかく太くなり流れが良くなります。
要は、
流れがよくなる
圧が弱まる
このような感じです。
だから、
ヒステリー球で悩んでいるなら、副交感神経優位になることを意識して取り入れるのがおすすめです。即効性はないかもしれませんが、つもりつもっての効果が感じられた実際にわたしがやっている方法です。
副交感神経を優位にする方法
1.リラックスすること
スマホ・PCを凝視
課題に追われる
急ぐ
焦る
イライラする
不安
このような緊張状態になることを、できるだけさけるように、ココロと時間に余裕をもつこと。これに対してわたしが実践しているのは、
早起き
家族 (特にこども) よりも早く起きて、朝の余裕の時間を作ることで、自分もあせらなくていいし、必要なところへ必要な時間を割くことができました。そのかわり、早寝をすることで、睡眠をたっぷりとり、睡眠時のリラックス神経優位の時間を多くとることが出来ます。このように、生活リズムを整えるだけでも、かなり、心身のバランスが整ってくるのを実感しました。
太陽のリズムに合わせて生活するって、シンプルながら、とっても大切なコト。にんげん本来の生物レベルでの生き方は、看護の現場でもとっても重視しています。
スマホ・PCと距離を置いてみない?
ストレス・情報過多の時代、そういったことも原因の一つかもしれません。入ってくる情報にはうまくつきあってみませんか。知らず知らずに、1点凝視で緊張が強まったり、情報過多で焦ったり、そういった影響はありそうです。
自分だけのリラックス時間を充実させる
自分だけの時間を充実させる事はとっても大切です。
すこしリッチな時間を過ごすことで満たされると、リラックス神経も満足してくれそうではないですか?
費用がかかる方法がこんなにもあふれている。やっぱりお金をかけないといけないの?・・・結局そうでもなかった話。
心療内科で、こんな風に言われました。
「ストレス症状がカラダに出るとき、
皮膚が弱い人は肌荒れや円形脱毛症として出るし、ノドが弱い人はのどのしんどさとして出る。胃腸が弱い人はおなかをこわすんですよ」
だから、やっぱり、ヒステリー球=カラダからの何らかのストレスサインなんだなっていう結論に至りました。
ヒステリー球の症状が出ているとき、何かムリしていない?って自分に問いかけてみたり、
どんな時に症状が出る?って少し振り返って、その行動を避けてみる。
整体やカイロプラクティックに通ったわたしですが、結果は、可もなく不可もなくといった感じです。効果が感じられた時もあるけど、再発もするので、治療を終了するタイミングが分からず、費用だけがかさんでいくことで、疲弊感と消耗している感覚がぬぐえませんでした。ずっと続ければもっと効果があったかもしれないし、完治したかもしれないけれど、
わたしはストレスがノドにくるタイプ
ということから考えると、何かストレス回避することの方が重要な気がしてたどり着いたのがセルフケアです。
まとめ
ヒステリー球は、ココロとカラダのバロメーター。
心療内科で、こんな風に言われました。
「ストレス症状がカラダに出るとき、
皮膚が弱い人は肌荒れや円形脱毛症として出るし、ノドが弱い人はのどのしんどさとして出る。胃腸が弱い人はおなかをこわすんですよ」
だから、やっぱり、ヒステリー球=カラダからの何らかのストレスサイン
ヒステリー球の症状が出ているとき、何かムリしていない?って自分に問いかけてみたり、
どんな時に症状が出る?って少し振り返って、その行動を避けてみる。
じぶんらしい過ごし方をみつけて、少しでもリラックスして過ごすことができるように、自分に合ったセルフケア方法を見つけることが大切です。