看護師＿しんどい
看護師＿やめたい
看護師＿なるんじゃなかった
「看護師の実際」で検索すると、このような検索ワードが多いので、しんどいと感じている看護師が多いのは実際ですが、人はしんどい時や困ったときに脱却方法を求めてググるものなので、こういったネガティブワードが検索上位にくる可能性があります。せっかく看護師になったのですから、その自分を大切に誇りを持てるように、わたしはあえてよかった側面を書きます。看護師になりたいけどしんどいの？そういった心配で1歩踏み出せない方に、参考になる記事であると嬉しいです。
もちろんしんどいことの方がおおいけど、それってどんな仕事でもいえることでは？やるときはやるけど、楽するときは楽する。仕事とプライベートは切り離す。
このような感じで働いています。
看護師やってて よかったこと
医療従事者であることの誇り
自分の仕事にプライドと誇りを持つことは大切だと思っています。それがうぬぼれであれ、思い込みであれ、自己肯定感が高まるのであれば素晴らしいことではないでしょうか。大人になると、仕事＝自分っていうくらい、仕事が自分を構成するものになってきます。仕事を通じて出会う人・言葉・体験が自分の一部分を作っていきます。時間の大部分を占めるその仕事に、プライドと誇りを持つことは、充実した人生を送るうえで、最重要な事のひとつと言えます。
特に医療領域は、人々の暮らしと切っても切れない分野ですから、社会的な存在意義も大きい。その分、責任も大きく、自己研鑽なしにできる仕事ではありません。そういったところに、看護職の魅力があるのではないかと考えています。
人体のことがわかっていて生活に生かすことが出来る
自己の知識は仕事にのみ生かされることではありません。家族・子どもをもつと様々な健康問題に対して、看護の知識が生かされることがあるからです。
・こどもが急に発熱
・健康的な食生活
・けがをした時の対処法
こういった知識はメディアや本など様々なところから情報収集できますが、情報の信ぴょう性は？といった問題もあるので、やはり医療の現場で得た知識・経験が暮らしに生かされていると実感しています。しかし、
わたしの長女は熱性けいれん持ちで、5回の痙攣歴があります。さすがに初回の痙攣時はどうしていいのかわからず救急要請しました。修業が足りませんでした。
働く先・働き方に困ることはない
これは、結婚・出産してから実感していることで、独身のうちはそこまで考えていませんでした。小さい子どもがいると、できるだけこどもと過ごす時間を持ちたい、収入は得たい、仕事を通して社会参加したい、という様々な欲求があり、働き方が多様であればあるほど仕事を続けるハードルが下がるからです。
ON/OFFしっかりしてる先輩がカッコよかったこと
ずいぶん過去の話にはなりますが、看護師の1年目はしんどかったです。慣れない環境・社会人1年目・臨床には役に立たない知識・学校での勉強と臨床との違い、しんどくないわけがないですよね。そんなことは当たり前ですが、看護師がこんなにしんどいなんて誰も教えてくれなかった。そんな気持ちで1年間を乗り切りました。
そんな中、厳しい先輩がいていつも口調はきつく、叱られるんです。
「こわ・・・この人苦手だな」
そう思っていましたが、お昼休憩で一緒になった時のことは今でも忘れられません。趣味の話でとても気さくで優しいのです。プロだなと思いました。優しいだけではダメなのです。その厳しさが、患者さんや指導のためであって、プライベートでは引っ張らないところがとてもカッコよかった、という話。
【人生は死ぬまで成長】が叶う仕事
医療は日進月歩。働いていると毎日のように新しいことに出会います。病院によっては勉強会があったり、研修を推薦してくれることも多いので、学びに関して困ることはありません。むしろ、学ばないと仕事が成り立たないから、参考書や医療雑誌などは配属部署に常備されていますし、参考書を手にしていない看護師はいないのではないでしょうか。
そして、人間は働くこと・考えることをやめるとボケます、衰退します。病棟で認知症患者さんを見ていて痛いほど感じています。今、Fireといって早期リタイアの推奨もありますが、働いている患者さんと引退している患者さんを比べると、働いている人は魅力的でお元気だと心底言えます。
看護師やってて 悪かったこと
とはいえ、少しネガティブな部分も。
思ったほど高給でもない
【看護師＝高給取り】というイメージが強いですが、そうとも言えるし、そうではないとも言えます。病棟勤務で夜勤なしですと手取り額は２０万円～２３万円くらいでしょうか。そこに夜勤手当がつき５回ついて、２８万円くらいになる計算です。もっと高給を目指すなら、美容整形部門がおすすめ。ノルマがあるという話も聞きますが、高給が望めるようです。
パートなどでの時給だとどれくらいですか？
時給は、他の職業よりも高めなので、子育て中でパートの場合は、家計に一役買いま。少なくても1500円～。都市部では2000円というところもあります。
私の場合は、郊外の2病棟の病院で1500円からのスタートでした。しかし、ボーナスあり。社会保険・有休があるのは労働基準法で定められた範囲です。働き先の選択肢が多い分、自分にあった福利厚生を求めることも可能で助かっています。
病棟勤務で1日１万歩 まさに体力勝負
病棟勤務・立ち仕事・力仕事・神経すり減らすような繊細な作業・患者さんおクレーム対応と、まあ、幅広いですが、基本は診療の補助と、患者さんへの看護ケアが中心なので、1日1万歩歩きます。夜勤だとそれ以上の時も。体力勝負ですが、逆に体力も付きますね。重量級の仕事もあるので、なんでもこなすのがナースともいえるかもしれません。
しごとへの思い
仕事＝お金儲け
お金＝欲しい
ラク＝したい
こんな感じの思考だけではまとめきれない魅力が看護にはあります。
看護師の仕事は看護師国家資格がないと実際の現場は分からないですし、踏み込むこともできない現場。もしも、看護師の仕事に興味があったら、ぜひ、しんどいことも多いけど、しんどいことばかりではない世界です。
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