ピアノアプリでの効果的な練習は何歳くらいからできるのでしょうか
ピアノアプリによる独学で本当にピアノが弾けるようになるのかとか、何歳からできるのって素直に疑問で心配ですよね。
この記事ではピアノアプリで効果的な練習ができるようになるのは何歳からなのか体験談を書いていきます。
現在ピアノアプリ【シンプリーピアノ】3年目です。
実際はこんな感じ BTSのButter
これを弾いているのは息子7歳。
彼は、アルペジオ(ドレミファソのメロディーの弾き方)よりも、このツイートのように、コード弾きが好きで、ときに、歌いながら弾いています。ピアノ技術の習得っていうよりは、雰囲気で弾いている感じもしますが、実際コードは7つマスターし、両手弾きの楽譜は読めるようになっています。
では、この記事のテーマについて書いてみますね。
子どもがピアノアプリで効果的な練習ができるのは何歳から?
結論・子どもがピアノアプリで効果的な練習ができたのは5歳から。
わが家では「シンプリーピアノ」というアメリカ発のピアノアプリを使っており3年目に入りました。
当時特に気にも留めていなかったのですが、4歳ではなできなかったピアノアプリでのピアノ練習が5歳で不思議とできた理由、調べてみると納得いくエビデンスがありました。
<ピアノアプリで練習が5歳からできる理由>>
これには子どもの耳・頭脳・指の発達が影響しています。
参考:島村楽器HPより
- 2~4歳
- 耳が敏感
- 聴く感性が養われる時期
- 右脳が強く感覚的に五感を生かして生きている
- 4~5歳
- 左右・数字・番号が分かってくる時期
- 右脳・左脳が混同している時期
- 6歳以降
- 左脳が徐々に優位になってきて理解力や分析する能力が育ってくる時期
- 譜面を読み解き、練習の仕方をアレンジできるようになる
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ここでポイントなのは
- 左右が分かる
- 数字が分かる
- 指番号がわかる
- それらを同時に読みとれる
これらの発達が見られるのが4歳・5歳くらいからといわれています。
これらができないことにはアプリの楽譜や番号を見てもわからないですよね。
まとめると
5歳くらいからピアノの練習をすることでスムーズな導入を感じられるといえます。
逆にこれらの能力が備わっていないときに始めても、子どもが「できる」を感じられることが少なく、効果があるどころか、苦手意識をもってしまうこともあります。
その証拠に、末っ子は3歳のときからピアノアプリはいつでも使える状態にしていたにもかかわらず、興味をしめしませんでしたし、すこし弾いても、すぐにやめていました。数字が読めない、左右もわからない時期だったので無理もありません。
難しいことよりも、聞いたり、体を動かし五感で生きている5歳以下のこどもたちには、「ルールに従って弾く」よりも、「とにかく楽しい!」ことの方が、合っているのです。
これがよくお教室でピアノ導入前の小さな子にはリトミックを実施している理由でもあります。
私のこどもたちのピアノ歴
年齢と性別 | ピアノ歴 | 教室orアプリ |
---|---|---|
9歳 (小4) 女子 | 5年 | 教室4年とピアノアプリ1年 |
7歳 (小2) 男子 | 2年 | ピアノアプリのみ |
5歳 (年長) 男子 | 1か月 | ピアノアプリのみ |
末っ子の5歳がやっと興味を示してる
5歳の壁はホント
わたしの家では、長女はお教室に通わせていましたが、弟たちはピアノアプリのみ。実際、わたしもそこまで期待していなかったピアノアプリですが、正直ここまでの上達に驚いています。
そしてわたしは教えていません。アプリだけです。
ピアノアプリはあなどれない。
とはいえ、気になるのは
アプリとピアノ教室で得るスキルの違い
ではないでしょうか。それについても、実体験を次で書いていきます。
ピアノ教室とピアノアプリの技術面の違い
ピアノ教室で習得できるピアノ技術
指の角度・力の入れ方・表現力などの基本的な技術から、先生独自の技術やコツなど教えていただきました。
そのため、
ピアノ教室に通っていた娘は、指を鍵盤に充てる角度や、指使いが綺麗なのと、鍵盤と叩く長さ・離すタイミングに優しさを感じられます。
ピアノアプリ独学では、弾くことはできますが、鍵盤をたたくときに少し優しさが足りない印象があります。
ピアノ教室で習得できるピアノ技術以外のこと
先生との人間関係などの社会性
靴をそろえる・ご挨拶をするなどの礼儀作法
発表会での緊張感・空気感
お教室で学ぶことが出来るこれらの技術面はとても魅力的で、こどもには備わってほしいと願うのが親心。親以外の大人から教えていただくことは、スッとこころに届きやすいこともあるものです。
こういった能力を重視される場合には、お教室に通うこともとても良い選択ですし、ピアノ練習にはいろいろな方法があるのが嬉しい時代だったりします。
ピアノ教室ではなくピアノアプリでの独学に納得している理由
- 先生との人間関係などの社会性
- 靴を揃える・挨拶などの礼儀作法
- 発表会での緊張感・空気感
これらが習得できると嬉しい。ですが、
ピアノアプリ独学のメリットは
誰にも強いられることなく、好きな時に好きなだけ弾くことが出来るところ。
そこを重要視しています。
お教室に通っていると、普段の練習ってどうですか?
月に3,000円から5,000円のお月謝で週1回の練習、それ以外は練習しないとか、声かけが必要だったり、そんなことありませんか?娘はまさにそうでした。シンプリーピアノは年間9800円で2年目以降は6300円です。お教室に通うのと比較すると、費用はおさえられて、練習がいつでもできるという、ミニマムなのが嬉しいところ。
これが、わたしがピアノアプリでの練習に納得している理由です。
無料期間や無料体験があるピアノ学習方法
習いごとは費用がいることなので、体験や無料期間を使って試してみるのがいい方法。
シンプリーピアノなら1週間の無料期間がありますし、お教室にも無料体験ができる施設もあり、いろいろ無料で試すことが出来るのも現代の魅力だったりします。ぜひ、あれこれお試ししてみるとおもしろいですよ。
教室で無料体験するなら
アプリを使うなら
まとめ
今はオンライン○○というワードも増えて、習い事もオンラインでできる時代でいろいろな選択肢があるのが嬉しかったりしますが、
子どもの場合は、発達に応じた内容ですすめてあげると、効果が得やすいですので、ピアノアプリやお教室を通して、ピアノや音楽がそばにある環境を作ってあげられると、理想的ですね。
こどものピアノ学習の方法を選ぶのにお役に立てる記事であると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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