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お肉も卵も牛乳も嫌いなこどもが、たんぱく質をとる方法6選+α

お肉も卵も牛乳も嫌いなこどもが、たんぱく質をとる方法

野菜不足は気にされがちですが、たんぱく質が足りているかも実は大切です。

ですが以外に多いのが、お肉も魚も卵も嫌い、牛乳はもちろん嫌いなケース。

子どもでも、1日に必要とするたんぱく質量は55g ~65gと、小学生ではすでに成人とほぼ同じ量が必要なのです!

年齢・性別により推奨されるたんぱく質の摂取量

年齢男子
女子
1~2歳20g20g
3~5歳25g25g
6~7歳30g30g
8~9歳40g40g
10~11歳45g50g
12~14歳60g55g
15~17歳65g55g
18歳~60g50g
たんぱく質推奨量 森永HPより引用

お肉・魚・卵・牛乳が嫌い。

我が家の9歳の娘は上記。そのような娘に対し、試行錯誤して、たどり着いた何とかしてたんぱく質を採らせる方法をまとめました。もしかすると同じお悩みの方に、参考となるかもしれません。

からだを作る大切な学童期に、良質なたんぱく質をおいしく食べることはとても大切です。

加えて、こどもにお肉・卵・お魚が嫌いな理由も聞きました。

最後に、どうしてもたんぱく質が取れない場合のお助けとなる専門的なパンやミールキットも調査してみました。

お肉も卵も牛乳も嫌いなこどもが、たんぱく質をとる対策6選

ハンバーグに玉ねぎをたっぷり入れて甘みを強調

ハンバーグはひき肉特有の臭みを感じることがありますが、玉ねぎの甘味で臭みをカバーできます。こどもは、甘みは好きなので、その甘さが食べやすいのも理由の一つです。

✓ 炒める前の刻み玉ねぎの量を、お肉と同量用意する

✓ あめ色にならなくてもいいので、透き通るまで炒める

この2つで、玉ねぎの甘味がぐっと感じられます。お肉ばかりでなく、玉ねぎもたっぷり食べられて、野菜不足も解消できるメニューです。

餃子にショウガをたっぷり入れて臭みを消す

餃子には豚ひき肉を使用。豚ひき肉には特有の臭みがあるので、ショウガで消します。

✓ ショウガは、チューブ式ではなく、生のショウガを用意

✓ 小さめのモノなら丸ごと1コすりおろす

✓ 餃子のタネに練りこむ

✓ 焼き上がりに微量のごま油をフライパンに垂らし香りを出す

ショウガには肉の臭みを消す効果があるのと、ごま油の香ばしい香りをプラス。

シフォンケーキで卵1個分のたんぱく質が叶う

シフォンケーキは実は高たんぱく食で知られています。

一番小さめの18㎝型でさえ、卵を4こ使うので、4等分でも1食分で約12gのたんぱく質が摂取できます。慣れれば10分で生地を作り、あとはオーブンで30分放置するだけ。朝ごはんにおすすめです。

通常のレシピよりもお砂糖を6割程度まで減らしてもカステラのようなしっとり甘い生地に仕上がるレシピはこちら⇓

しかもオイルフリーです。

シフォンケーキのレシピ

お砂糖を控えてもしっとり甘い分量でオイルフリー

18㎝シフォン型《糖質100g たんぱく質135g》

  • 小麦粉80g
  • たまご4個
  • 牛乳50㏄
  • 砂糖40g

硬くて食べにくいオイコスにひとくふう

オイコスは1こあたり、10~12gものたんぱく質が含まれているので是非取り入れたいのですが、カッテージチーズのような食感を苦手とする子もいます。オイコスにお好みのヨーグルトを加えて好みの硬さにすることで食べやすくなります。

市販のコーヒー牛乳に牛乳をチョイ足ししてたんぱく質をひそかに増やす

牛乳のたんぱく質は200mlあたり6.8g カルシウムは200㎎も。

ぜひ取り入れたいですよね。

牛乳が苦手なお子さんなら、市販のコーヒー牛乳を牛乳で割ってあげると飲みやすくなります。

市販のコーヒー牛乳のたんぱく質やカルシウム含有量は、牛乳に比べると劣るので、牛乳を混ぜる方法でたんぱく質量を増やすことができるのです。また、SAVASなどの高たんぱく飲料もおすすめです。

市販の焼き肉のタレは魔法のように子どもが食べてくれる

【エバラ焼き肉のたれ】・【我が家は焼肉屋さん】など市販の焼き肉のたれは甘くておいしいので、こどもも食べやすく、お肉をサッと炒めてタレをからめると、食べやすくなります。

✓ とり肉と玉ねぎの焼き肉のたれ炒め

✓ 鶏むね肉を焼き肉のたれに漬け込み、焼く

お肉・たまご・牛乳が嫌いな理由

現在9さいで小4女子に聞きますと、

ぶよぶよしている

臭いがくさい

見た目が嫌

と、理解できる答えが返ってきました。たしかに、動物性たんぱく質に特有のくさみがありますし、苦手とする人は大人でもいますね。

もしかして、お肉の選び方や、保存方法、調理方法が良くないのでは、ということも考えられますが、おなじものを食べる弟たちは、くさいとも言わず、お肉・卵・牛乳は大好きなので、個人的な嗜好が原因していると考えられます。

こどもが、動物性たんぱく質を苦手とする理由は、臭み・食感・見た目 が原因のようです。

簡単においしくたんぱく質が摂取するならこういう方法も

最近では、効率よくなおかつおいしく、たんぱく質が摂取できるようなパン・ミールキットなどが販売されているので、試してみて気に入れば取り入れるのも賢い方法です。特に、オーガニックなものなら、添加物を心配される親御さんも安心して取り入れることができるのではないでしょうか。下記の3選を調べてみました。

完全栄養食:BASE FOOD

BASE FOODホームページも参考になります

完全栄養食:BASE FOOD

バランスよく各種栄養を摂取できるのが嬉しいですし、パンだったらこどもも喜びそうで、何よりおいしそう!

豆100%のゼンブヌードル

新主食 ZENB(ゼンブ)はパスタ?なのかな。

Every Little Thingの持田香織さんが『さよなら こむぎ』とキャッチコピーされている豆100%のパスタなんですね。

いちどHP魅力たっぷりのHPをご覧ください。

HP→ ZENB(ゼンブ)

ふりかけ ごっちゃんごはん

毎日のお食事に加えるだけで

3種のプロテインがお子様の大切な成長期にたんぱく質をチャージ!【ごっちゃんごはん】

ごっちゃんご飯の栄養成分(100g)あたり

エネルギー369Kcal
たんぱく質35.3g
脂質0.5g
炭水化物55.7g
食塩相当量0.5g

ごっちゃんごはんは、お米3合に1さじ (約3.3g)入れるそうなので、たんぱく質はわずかですね (苦笑)

でも、他の栄養素も優れているので、トータル的にはいいのかもしれません。

まとめ

お肉やお魚・牛乳などの動物性たんぱく質が苦手なお子さんでも無理なくたんぱく質を取り入れるための方法をまとめました。

大切な成長期に、良質なたんぱく質を摂取して、健やかなからだの成長を助けてあげたいもの。少し工夫することで、成長の時期を逃さずに、ぜひ、十分なたんぱく質を摂取できるので、これらの方法で同じお悩みを解決できると嬉しいです。

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