衣類を縮ませたくない
縮まないのをあらかじめ選びたい
なおかつ口コミ・品質も良いものがいい
このようなちょっとワガママな疑問を解決するべく、口コミ・品質の良い衣類を買って、Panasonicドラム式を利用し、縮む・縮まないの実験をしています。ドラム式をお使いの方で、衣類選びに失敗したくない方やどれくらい縮むかをあらかじめ知っておきたい方に役に立つような記事シリーズです。
また、科学的根拠をしっかり調べて解説するので、ほかのお洗濯にも役立つ知識となります。
あらかじめ、縮みの有無・程度が分かっていれば、購入するときの素材選びや、サイズ選びの目安になり、縮んでしまって小さくなり着心地を損なうといった失敗を防ぐことが出来ます。
この記事を書いていますのは
ドラム式2年
ドラム式で生活の質が向上したママ
でもドラム式では縮む素材があることに気づき調べ始めました。
他にもドラム式に関する疑問を解決する記事を書いているので、よかったらご参照ください。
今回はAmazon
服&ファッション小物カテゴリーでベストセラー1位の グリマー半袖ドライTシャツ
\特徴/
SPF20のUVカット機能あり
吸汗・早乾
通気性抜群
軽い着心地
豊富な50カラー
12サイズ
Amazon・楽天・Yahoo問わずよく売れている商品です。
パナソニックドラム縮む・縮まないを実験した結果【グリマーTシャツ】
グリマー半袖Tシャツは縮む?縮まない?
結果は
【縮まない】です。
上:洗濯乾燥後 下:洗濯乾燥前
100%ポリエステルの素材が縮まなかったのはなぜ?
このTシャツの素材は100%ポリエステルです。ポリエステルについて調べました。
ポリエステルって何からどうやってできている?
調べました。
ポリエステルは、ナイロン・アクリルとともに3大合繊繊維のひとつ。しかも、3大合成繊維の王者ともいわれているほど、その耐久性・強度が優れています。石油から加工し抽出されたチップを熱で溶かし、細かい穴がたくさん開いたノズルから押し出して、空気で冷却し線維化します。
ポリエステル | アクリル | ナイロン | |
---|---|---|---|
強み | 耐久性 強度 | 毛に似ている セーター ニット製品に | 軽くて丈夫 |
弱み | 吸水性ない 静電気 | 吸水性ない | 熱に弱い 紫外線で変色 |
ポリエステルの特徴
- 丈夫でしわになりにくい
- カビや虫害を受けにくい
- 型崩れしにくい
- 速乾性
- 摩擦・摩耗に強い
このような耐久性によって衣類に重宝されています。
ポリエステルが乾きやすいのは、吸水性・吸湿性が低いため。
半面、吸汗性・通気性もないため、インナーには不向きです。
ただし、綿を混紡したり、水分発散性の高いポリエステル繊維の開発もあるのでインナーに不向きという弱点は克服されつつあります。
ポリエステルが縮まないのはなぜ?
衣類が縮むのは、
繊維の表面にある突起が絡み合うため.。
ポリエステル繊維は表面が滑らかになっているため縮みにくい素材です。また、ポリエステルは洗濯をして水分を含んでも、乾燥するときに膨張した繊維がまっすぐに戻ろうとするので縮みはもちろん、シワになりにくい。
しかし、綿など他の天然素材と混紡されていることもあり、その場合は縮みます。綿や麻などの天然素材は縮むからです。
100% ポリエステルなので縮まなかったんですね。
温度の問題ですが、
ポリエステルは、基本的に熱に強い素材で、200℃以上の高温になると溶けますが、自宅の乾燥機で200度以上になることはなく、溶ける心配はありません。パナソニックのドラム式はヒートポンプ式なので乾燥温度は65℃程度です。
こういったことから、ポリエステル100%のグリマーTシャツは、縮むことなく洗濯乾燥ができたわけです。
まとめ
今回は、ポリエステル100%の記事が縮まないことを解説しました。
とっても便利なドラム式選択乾燥機を賢く使うため、
あらかじめ縮みやすい衣類・縮みにくい衣類が分かっていれば、役に立ちますよね。
ドラム式を賢く利用して、すき間時間を作りましょう。
すき間時間は、好きな事・ほかの家事に充てることができるので嬉しいですよ。
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実例:ドラム式のヒートポンプ乾燥は縮むけど対策すればいい。
ドラム式は縮む?縮みにくいがコンセプトのヒートポンプ乾燥。使った実際や縮み対策についてまとめた記事です。
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